診療科・部門のご案内

リハビリテーション科

リハビリテーション科について

脳卒中や骨折など、病気や怪我で生じた機能障害に対して、その回復を図るためのリハビリテーションを行っています。外来やそれぞれの病棟で、症状に応じたリハビリテーションを理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのセラピストが行っています。

一般病棟では、必要であれば病気や怪我の治療の初期からでもリハビリテーションを行います。

回復期リハビリテーション病棟では、脳卒中や大腿骨、脊椎の骨折などで寝たきりにならないように、医師や看護師、医療相談員がセラピストととともに計画を立てて、集中的にリハビリテーションを行います。また定期的にご家族を交えてカンファレンスを行い、結果をご報告するとともに退院後の生活についてもご相談します。回復期病棟では病棟内に訓練室があり、医師や看護師の目の届くところで訓練が行われ、安全や移動のしやすさに配慮しています。

緩和ケア病棟では、がんやその治療によって起こる障害に対して、苦痛を和らげ生活の質を高めるために行います。

セラピストの仕事の内容

理学療法士は基本動作(座る、立つ、歩くなど)の回復、維持、悪化の防止に努めます。
作業療法士は、日常生活を送る上で必要な食事や入浴、着替えなどの身の回りの動作の訓練を行います。
言語聴覚士は、話す、聞く、表現する、食べるなどの機能の訓練を行います。

セラピストの人数と配置

  • 外来、一般病棟
    理学療法士6人、作業療法士2人
  • 回復期リハビリテーション病棟
    理学療法士8人、作業療法士7人、言語聴覚士2人(一般病棟と兼務)
  • 緩和ケア病棟
    理学療法士1人

実績(平成25年度)

患者数

外来では毎月53名から76名の方が来院し、95%が整形外科疾患でした。
回復期リハビリテーション病棟には227人の入院があり、脳血管疾患95人、整形外科疾患106人、その他26人でした。1年365日毎日最大3時間(平均2時間以上)のリハビリが行われます。

回復期リハビリテーション病棟での改善度

機能的自立度評価表という障害の程度を表す尺度(最高126点、最低18点)であらわすと、全国平均(2006年~2012 年)では脳血管疾患で17.4点、整形外科系で16.0点、その他で11.4点の改善でしたが、当院の回復期リハビリテーション病棟では21.8点改善し、非常によい成績でした。

リハビリテーション室

回復期リハビリテーション

患者様の家庭復帰と寝たきりの防止を目的としたリハビリテーションプログラムを医師、看護師、リハビリスタッフ、医療相談員などが共同して作成し、これに基づくリハビリを集中的に行なっていきます。

また当院は外来・一般病棟でのリハビリテーション部門もあり、術後早期よりリハビリを提供していきます。一般病棟でのリハビリの進行状況を踏まえ、回復期リハビリへ繋げる事で、継続したリハビリを提供しています。

  • 人間ドック棟ホール

    回復期部門リハビリ室

  • 人間ドック個室

    一般・外来部門リハビリ室

当院回復期病棟の取り組み

1年365日 一日最大3時間
お正月、お盆、ゴールデンウィークなども患者様は入院していますので入院中は毎日必ずリハビリを提供させていただきます。

入院中は担当・代診制

当院は各患者様に対して担当・代診制をとり決まった各担当者が協力して入院から退院までリハビリをさせていただき、担当者が休みの日でも必ず他のスタッフが代診し、365日リハビリを提供できる体制を整えています。

カンファレンスとリハビリ報告会

患者様に対して定期的に医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療相談員が集まり、情報・問題点の共有化、目標設定などを話し合います。

またご家族様への情報提供・交換の目的で患者様の状態、リハビリの進行状況などを伝えさせていただく報告会を月に1度開催しております。

  • 各職種間カンファレンス

    各職種間カンファレンス

  • ファミリーカンファレンス(ご家族様への報告会)

    ファミリーカンファレンス(ご家族様への報告会)

回復期リハビリスタッフの特色
理学療法士

寝返り~歩行に至るまでの動作の改善を目的としてリハビリを行なっています。患者様の退院後の生活を第一に考え、入院生活全般にわたり統一した援助ができるように随時リハビリ状況を病棟スタッフに伝え、退院後の生活に結びつくよう努めています。

  • 理学療法場面

    理学療法場面

  • 屋外歩行場面

    屋外歩行場面

作業療法士

患者様の生活環境・社会背景を考慮し、日常生活場面で残存能力を最大限発揮できるようなリハビリを行います。入院中から退院後の生活を想定し医師・看護師・医療相談員などと協力し、日常生活や社会生活に関わる問題に対応します。

  • 作業療法場面

    作業療法場面

  • 調理訓練室

    調理訓練室

言語聴覚士

失語症などの言語障害と、食べること・飲み込むことといった摂食・嚥下障害に対するリハビリを行います。入院中の食事場面から患者様の症状に合わせより安全に、美味しく食べていただける様、病棟スタッフやご家族様と協力して取り組んでいます。

  • 言語聴覚室

    言語聴覚室

  • 言語療法場面

    言語療法場面

一般急性期リハビリテーション

「整形疾患」 「脳血管疾患」 「がん」 「呼吸器疾患」が主な対象です。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を配置し、各専門性に応じたリハビリテーションを実施しています。

当院の代表的な疾患

大腿骨頚部・転子部骨折、大腿骨骨幹部骨折、股・膝人工関節、下腿骨折、脊椎圧迫骨折、外傷(主に交通外傷)、手・指・上肢の骨折、脳卒中、肺炎、がん関連疾患等

外来リハビリテーション

外来通院中や当院退院後の患者様、手指、上肢のハンドセラピィ、関節の変性疾患を対象とし実施しています(夜診含む)。また医師が認めた場合、期間限定で言語聴覚士による外来リハビリテーションも実施しています。

療養リハビリテーション

長期入院が必要な患者に対して、維持目的のリハビリテーション介入をしています。

緩和リハビリテーション

リンパドレナージ

リンパドレナージ

リンパ浮腫療法士の資格を持つ専任の理学療法士がリンパドレナージ、安楽な姿勢や動作の指導を機能訓練とあわせて実施しています。「生活の質(QOL)向上」を目的としたリハビリテーションを実施しています。

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